2014年京都新人歓迎会




[昼の部:参加者17名、夜の部:参加者38名]
6月14日(土)14:00に京都地下鉄蹴上駅に集合し、今年も29回卒矢ケ崎善太郎さん(京都工芸繊維大・准教授)の案内で、疎水記念館、インクラインから、二十代の若さで疎水の設計をした田辺朔郎(たなべさくろう)の銅像の前を通り、疎水沿いに南禅寺まで歩きました。南禅寺から立派な別荘が建ち並ぶ静かな一帯を散策して、池泉回遊式の本格的な山水庭園がある「白川院(私学共済の宿)」で休憩しました。今年も、伝統的な京都と、その中にある明治期の近代化遺構についていろいろと勉強できました。
夜の部は、京都駅構内のホテルグランヴィア京都で、関谷佐代子さん(27回卒)と、二年連続の司会役となった中村慎之介さん(62回卒)のダブル司会により、盛大に新人歓迎の宴が開かれました。(28回卒・宮坂均)







以下は参加者からの感想です。

新人歓迎会に参加して

63回卒 山岡美菜
関西支部新人歓迎会に新人として参加してから、早いもので3年の月日が過ぎました。卒業後は関西を離れるので、今回で最後かもしれないと思うと(もちろん、機会があれば参加したいですが)なんだか少し寂しい気持ちにもなりました。深志を卒業して県外に出る学生は多いですが、関西に来る学生というのは比較的少ないので、同窓会の関西支部で歓迎してもらえることは非常にうれしく、心強いものであったことを覚えています。それ以来、後輩を迎える立場になりましたが、先輩や後輩、同級生に会えるこの会は私にとって毎年の楽しみになっていました。
今回も66回卒の新大学生から、13回卒の大先輩まで、幅広い年代の方とお会いすることができました。先生の話や、所属していた部活、郷友会の話など、同じ高校出身の仲間として盛り上がり、楽しい会になりました。最後には信濃の国と校歌を歌い、私は信州、そして深志がふるさとであり、拠りどころであるということを実感しました。
最近は都道府県ごとの特徴を取り扱ったテレビ番組や、地方ごとのゆるキャラなど、「ふるさと」や「出身地」に注目が集まっています。そんな中、同じ高校の出身者として集まれるこの会は、私にとって誇りでもあります。深志を卒業して、京都に来たからこそのこの縁は、これからも大事にしていきたいと思います。

65回卒・西山隆介
昼の部では疏水記念館、南禅寺、白河院などを見学しました。学生の身分ではなかなか行けない場所にも訪れることができてとても楽しかったです。ありがとうございました。