グルッと大阪平野<第11弾>歩きました

2015年4月4日土曜日、心配された春の嵐や菜種雨の合間をぴたっと狙ったかのように雨にあたらず、岸和田の牛滝山から泉佐野の犬鳴山公園までの約13Kmを歩きました。メンバーは、12回丹下さん、北澤さん、16回青木さん、22回瀬井さん、41回降旗さん、26回子林Tと、いつもよりも少しこじんまりでした。最近、「雨男」になりつつあった子林を救ったのは、遠路名古屋から駆けつけてくれた晴れ男の降旗さんでした。

昨年秋、錦秋の滝めぐりとして企画しましたが、参加予定者が少なかったこととお天気が怪しかったことから、断念したコースです。牛滝山の大威徳寺(紅葉で有名、多数の楓の巨木が天を覆うがごとくです)境内を抜けて、3段の滝を下から横から上から眺めた後、ひたすら急な山道を登ること14丁(全行程は21丁ですが、前半はショートカット)。まだ練習不足の鶯の声を耳にしながら、「丁」標として優しく出迎えてくれたお地蔵さんに励まされ、黙々と登ること約1時間半。稜線からは、関空はじめ大阪湾を一望。和泉葛城山頂上付近では、クマザサの風音と天然のブナの芽吹きを楽しみつつ、展望台で昼食休憩。

その後、紀泉スカイラインで蕾がようやく膨らんだところの桜並木(標高800mといえば麓との季節差も当たり前ですね)の下を、いざ犬鳴山方面へ。行く手左側の紀ノ川・粉河方面の山肌には、山桜が淡くぼわぁっとではありますが、今とぞばかりに存在感を自己主張。これぞ春模様という眺めでした。山道を下り、林道に入ると、山桜だけでなく山吹が目を楽しませ、林道横に流れる沢は、前日までの雨のおかげで水量豊富な水音を楽しませてくれました。犬鳴不動では、行者の滝で記念撮影。その後、いくつかの滝景色を楽しみつつ公園道を下って、犬鳴山温泉で日帰り入浴。単純硫黄泉のいいお湯で、目の前の山肌に点々とする山桜を楽しみながらの入浴は、山歩きの汗をしっかりと流すことができました。

最初は少しきつかったですが、ゆったりした山歩きですので、より多くの皆さんのご参加をお待ちしております。秋のハイキング予定は追ってご案内いたします。 (子林記)